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ツールド美ヶ原2018備忘録

ハイクアンドバイク美ヶ原ですよ、これは。まだこのイベントに参加できる資格を俺たちは持っていなかったようです。 富士ヒルクライムの時 に一瞬だけ登場した同じ会社の若者は、毎朝早起きして自転車に乗りその後自転車で通勤し昼にはジョギングをして自転車で退勤したのちに自転車に乗って出かけて寝て早起きして自転車に乗り週末がきたら自転車にのってキャンプに行くような男です。 そんな若者は昨年の富士ヒルクライムは一緒に行ったのですが、今年は我々のアホさ加減に愛想を尽かしたのか自分のチームで行ってしまいました。富士の反省などを会社で語っておる時に、「あれはヒルクライムというよりも登り基調のロードレースですね」などという。では、君のもっとも好きなヒルクライムイベントは何か?と尋ねたところ「ツールド美ヶ原」です。登りごたえと景色の変化がたまらん、とのこと。そこまで聞いては登らざるを得ないので、富士ヒルの2週間後という結構なタイトスケジュールでしたが申し込みました。 今回我々のチームからは、その翌日から新しい職場に行くことが決まっている世田谷女を除く4名がエントリー。宿は松本市内のコテージを予約しました。 富士ヒルは無念の棄権をした上野も今回は準備万端、昨年の富士ヒルで足切りリタイアを喫したリベンジを美ヶ原で誓います。 出発前日、いつものように準備をチームのラインで確認していると、京都から「1週間間違えた!休みが取れなかった!」というメッセージが入りました。それが大人のやることかぁああ!と思いつつ、仕方がないので今回は関東男組3名の参加となりました。 つい先日通った中央道を通り、松本入り。いつもの通り12時の受付会場到着。係員の案内をききながら、野球場に車を止めて受付会場へ向かいます。富士とは違う、小さめのイベントの雰囲気に好感を持ち、テンションが上がります。 受付を済ませたら、まずは浅間温泉内の蕎麦屋で昼食。 手打ちそば あるぷす http://www.soba-alps.jp う、うまい。物凄くうまい。人生の中で食べたそばのなかで5番目ぐらいにうまい。水がうまいのか、そばがうまいのか、どっちもなのか、わさびなのか、なんだかわからんがものすごくうまい。 その後、少しコースを下見しようかということで、自転車を取りに戻り、浅間温泉内を抜けようと、例の激...

富士ヒルクライム2018備忘録

2018年6月に、Mt.富士ヒルクライムに参加してきました。 2017年の春、スポーツ自転車を初めてちょうど1年を数えようとした頃、「Mt.富士ヒルクライム」を知ってチーム5人全員で応募しました。チームといってもイベントで集まる程度で、練習を一緒にするようなことはほとんどありません。 2017年、前泊ではしゃぎすぎ、飲みすぎ、二日酔い+高度で朝飯も入らないような体調。コースもろくに知らずにぶっつけ本番で挑み、私の結果は2時間51分。他4名は2時間10分が2名、4合目で足切り2名という散々な結果でした。真面目にやれと言われても、はい、すみません。 私は4合目の駐車場で40分の爆睡をしたり、山岳スプリットポイントを押して歩いて登ったりしていたので、その反省を活かせば、次は2時間を切れるに違いない!2018年は霊験あらたか決意も新たに乗り込みます。 主な反省点と改善点、それによるタイム短縮見込みは次の通り 1. 前日飲みすぎた→前日はビール1Lまでにすること→40分短縮! 2. インナーローでも重すぎて度々立ち止まった→リア28Tを34Tに変更。→5分短縮! 3. コースの前情報がなかった→受付を早めに終わらせてクルマで下見に行く。→5分短縮! 4. スタートライン上でガーミンがフリーズし距離が全くつかめず→パレードでオンオフをテストしておく→5分短縮! 5. 当日時間の余裕が全く無く、駐車場と会場入りの渋滞に巻き込まれ焦った→近くの宿を確保する、5時に出る→5分短縮! これだと全部で60分の短縮になりますが、流石に全部は無理だろうということで目標を2時間に設定しました。 我がチームは5人編成、4人は千葉・東京の関東圏、1人は京都。仮に上野、墨田、世田谷女、京都、私としましょう。 実は始まる前から不穏な空気はありました。世田谷女が5月に唐突に20年務めた会社を退職、有休消化期間に入ったために「人生でこの機を逃してなるものか」とバーフバリ生誕の地インドへ富士ヒルを放置して行ってしまいました。 そして出発前夜の金曜夜、上野からのLINE 「準備中に足を捻挫した。明日は走れない」 おいおい、おいおいおいおいおい。まぁ、怪我しちゃったもんは仕方がないので、関東組3名は墨田と私の2名のみ参加。京都は無事こられそうなので、合計3名だけの参...

満天の湯 | 温泉度合いの高さが魅力

周りに極楽湯柏店の良さをずっと啓蒙して回っているが、近くでありながらなぜか手応えを感じていない。そのかわり、同じ柏市内にある満天の湯なら行ったことがある、という人が多いのでそちらにも行ってみた。かくいう私も極楽湯よりも満天の湯の方を先に認知していた。まず手賀沼の湖畔にあるというロケーション。自動車で走っていても自転車で走っていても目立つ。足湯は無料というサービスの良さ。サイクリストの多さもすごいね。柏のスーパー銭湯といえば満天の湯、と言ってもいいほどの人気の高さだ。 さて、いつものようにシェファード号にのって行って見たもののの、入ろうかどうか、少し悩んでしまった。なんと外装が工事中だったのだ。ロケーションは手賀沼の湖畔であり、その眺望が最も魅力であるはずだ。このような外装が工事中とあってはその魅力の半分も堪能できないのではないかと考えた。しかしながら1分ほど悩んで入ることにした。おそらくお風呂からは手賀沼は見えないであろうという判断だ。ウェブサイトを見てもお風呂から手賀沼が望めるような解説はない。残念ながら手賀沼が望めるようにした場合には外から丸見えになってしまうからだろう。 受付にゆく。料金は飲食代を含めて全て後払い、現金のみとなっているようだ。鍵を受け取り先ずは施設を見て回る。満天の湯の作りは1階に浴室があるタイプだ。また1階には食堂もあり、2階には、ビニール畳の休憩室があった。ここのビニール畳の休憩室と、隣り合っている座敷の食堂から手賀沼が眺められるようになっているようだが、残念ながら全く見えなかった。まぁ仕方ない。 さて、風呂。かなり充実している。内風呂は炭酸湯、寝湯、温泉の3種類、いずれも温度はぬるめの私好みだ。熱湯好きには物足りないかもしれない。サウナがなんと2箇所。よもぎサウナというところと、標準的な高温サウナ。よもぎサウナはいわゆる蒸し風呂だ。気分が高温サウナの方なのでそちらを利用する。外湯は、メインの温泉、ビーナスの湯というぬるめの湯、寝湯、小さめの熱湯、壺湯となんと5種類もある。ゴージャス! 洗い場で髪と体を洗いながら、早速悩む。内湯の炭酸湯はそれほど面白くなさそうだが、それ以外はたいそう魅力的だ。 まずは壺湯へ行こう。どこの銭湯でも壺湯がハズレだった記憶がない。そしてここの満天の湯も例外ではない。少し...

水風呂の温度

水風呂にはたいてい温度計が付いている。個人的にベストな温度は17度だと思っている。18度だとぬるく、16度台だと冷たすぎる。この感じ方の差を思うに、セルシウス度というのは随分とザックリした単位なのだなあと感じる。気温にしろ、体温にしろ、水温にしろ、一度の差がデカすぎやしないだろうか。どうもしっくりこない。 さて、水風呂は温度が重要だが、その温度のためにはある程度の大きさが必要だ。小さいと、どうしてもヌルまったり、湯船の中で温度の差が出てしまう。 さらに、贅沢をいえば水風呂は一人で入るに限る。だからサウナの中から水風呂の様子が見えれば最高なのだが、残念ながら今の所そういうところに出会ったことがない。サウナを出る人のタイミングで幾らか推測はできるものの、水風呂を単独で楽しむ人もいるので独り占めは難しいのだ。 まぁ、みんなで楽しく過ごしましょうということで。

男湯と女湯の違い

今日も 元気に家族で極楽湯に行ってきたのだが、行く前の会話。 俺「浴室に持ってい入るタオルって古いものの方が気持ちよくない?」 嫁・娘「持ってはいらないからわからない」 俺 「へ?体は手で洗うとしても手ぶら?」 嫁・娘「石鹸とかシャンプーとか。タオルは持たない」 俺「みんな持ってないの?」 嫁・娘「半分以下しか持ってないと思う」 マジで?しかしタオルや手ぬぐいにはそもそも「隠す」という役割があるが女の人はあまり隠さないのだろうか。男性の場合、体を洗うのにタオルを使う人が多いが女性は 手で洗うから少ないとか、そういう理由かもしれないが、とにかく浴室にタオルを持って入る人が少ないらしい。 女湯なんぞ行ったことないからわからんかったわ。 そして、やはりというか、女湯の方が空いているようだ。男湯は今日も元気にマジサウナ満員、内湯満員、外湯にかろうじて入れるかな〜ぐらいの混雑具合。 混みすぎだろ極楽湯。しかし女湯は比較的ゆったりしていて、サウナや水風呂に入っている人もあまりいないらしい。

衝撃のカプセルホテル | 千日前アムザ1000

少し前に「眺めのいい銭湯を教えて欲しい」という話をしていたが、あった、あったぞ千日前の AMZA1000 ! ここもカプセルホテルという触れ込みながら、風呂がものすごく豪華! 若き日の常宿アムザ1000 いまから15年ほど前、大阪日本橋のパソコンショップで働いていた頃、なんとか売り上げを立てるのに残業をたくさんして、2日に1回は終電に間に合わないという有様だった。今考えるとひどい話だがそれはおいておいて、そんな時には必ずと行っていいほどアムザ1000に泊まっていた。 当時3200円という安さもさることながら、風呂が半端ない。夜はもちろん、朝もはいれる。普通の大浴場だけではなく、流れるプールのような風呂、低温のウェットサウナ、そして 大阪市内が一望できる露天風呂があったのだ。今でもあるのかな。 そして食事のできる場所、たくさんの漫画が置いてある場所、カプセルホテル・・・、なんでもあって家に帰るよりも 、は大げさだが他のビジネスホテルよりもずっと快適だったことを覚えている。転勤で東京へ来てからは、カプセルホテルのへっぽこさに随分とがっかりしたものだ。 格安で、さらに超ゴージャスな風呂に入れるとあって、今でも泊まりたいぐらい。男性専用なので 女性は泊まれないが、大阪へ出張の機会があれば是非とも試してみていただきたい。カプセルホテルの概念がぶち壊されること間違いない。

サウナの時間、水風呂の時間

サウナは我慢比べではないということは、愛好家にはよく知られていることである。そして、残念な?ことにサウナや温泉は仲間と一緒に行くのには向かない。なぜなら自分のペースというのがもっとも大切だからだ。 時計に縛られるな サウナにはほとんど12分計がおいてある。サウナ以外では見たことがない謎の時計で、別名サウナタイマーとも呼ばれているようだ。なんのこっちゃ。サウナに入っている時間の正解は、出たくなったら出る、が正解だと思っているので、時計は全くみていない。むしろ家族との待ち合わせのために普通の時計を置いていただきたいと思うがほとんどの場合、ない。 しかし、初心者の場合「出たくなったら」がわからないと思うので、私の基準をお伝えすると、「水風呂が気持ちいいだろうな〜」と思ったら出ることにしている。このまま水風呂に入ったら冷たすぎる!と思っているようなら、短すぎ。逆に長すぎというのはあまり考えたことがないが、うぉー、水風呂はいりてー! というのをサウナ時間の基準にしている。 具体的に何分か、というのは、個人によって違うだろうし、また体調や季節、食ったもの、飲んだもの、回数によっても異なってくるので、本当にわからないが、だいたい10分程度ではないだろうか。 また、水風呂の時間は、「あー、もうちょっと入りたいな〜」というタイミングで出てくることにしている。冷やしすぎるのはろくなことがないような気がしているので、水風呂は腹八分目に。その後外湯がある場合には屋外で「サウナに行きたくなるまで」休んでいる。 つまり基準にすべきはどこまでも自分であり、他人でも時計でもないのだ。

回数券ゲットでさらなる極楽の極楽湯ライフ!

ついに極楽湯の回数券を購入してしまった。回数券セールを行っていたので、10枚綴りで5000円。通常の入場価格が土日は750円なので、1回あたり250円もお得である。最近は妻・娘・私の3人で極楽湯に行くことがほとんどであるので、一度当たり500円も安くなる。まさに買わずにはいられない。 ところで、極楽湯柏店の料金を整理してみよう。 と、思ったら最近少し値上げした模様。 土日の場合 一般 大人 800円 子供 360円 極楽湯会員 大人 700円 子供 310円 会員への入会は100円でできるので、一般価格で入場する理由はないですね。 さらに、タイムズクラブ(タイムズカーシェア)の会員の場合、会員価格よりさらに1割引が受けられので、 タイムズ会員+極楽湯会員 大人 630円 子供 280円 で入れてしまう。 ちなみに、極楽湯ではよくクーポンを配っているが、その価格は クーポン価格 大人 650円 なので、タイムズ会員であればクーポンよりもずいぶん安く入れるのだ。 さらにさらに、チーバスという千葉県の子育て支援クーポンを提示することで、子供は会員価格よりも100円引きを受けられる。残念ながらタイムズの割引とは重複しないようなので、 チーパス+極楽湯会員 子供 210円 安い。さらに回数券だが、会員価格で10枚綴5,500円。子ども用はない。 回数券会員価格1回あたり 550円 そして稀に特売の回数券があり、それが今回は購入した10枚綴りで5,000円。 回数券特売時1回あたり 500円。 というわけで、ヘビーユーザな我が家では、一回あたり 500円*2+210円=1210円 で極楽湯ライフを送っている。 休日に約半日を過ごしてこの金額で済むので、とても安い娯楽といえる。ただ、これではあまり「いい客」とは言えないのでなるだけ食事を極楽湯内部でしてお金をたくさん落としていけるようにしたい。

一発退場を願いたい迷惑客とその対処

銭湯にはマナーがあるということを先日より述べているが、先日極楽湯柏店にて一発退場級のマナー違反を2件も見てしまった。あまり言いたくはないがここで2件を示してみたい。 スマホらしきものを浴室に持ち込んでいる 一体何を考えているのか。脱衣場でスマホを使う事自体も重大なマナー違反である。当然理由を述べるまではないと思うが、盗撮の恐れがあるからである。そんなことをしていなければ良い、という問題ではない。あるだけで盗撮の疑いを持たれるのは重大なマナー違反である、というかマナーの問題ではなくルール違反である。脱衣場にもしっかりと書いているが、一体何を考えているのであろうか。 サウナへのスプレー缶の持込 危ないだろう。マジで死にたいのか。夏の車の中でスプレー缶が爆発する事故が起こることはご存知だと思う。夏の自動車の気温は約70度だ。サウナは90度以上。高温に晒される時間が短いとはいえ、何を考えているのかわからない。 こういう人に出会ったら はっきり行って常識をわきまえていれば、どちらの行動もとるはずがない重大なマナー違反である。そんな連中を相手に直接苦情を言うのは極力避けていくべきである。相手は常識の通用しない相手だ。逆上される恐れもある。またそんな常識の通用しないものの相手をしてせっかくの楽しい銭湯タイムを邪魔するのも気がひけるだろう。目を合わせることすら危険だと感じる。速やかに近くを離れ、店員がいるのであれば声をかけて報告をする、近くにいなければ必ず内線電話が何処かにあるはずなので、探して店員に報告しよう。もちろん、今回は2件とも報告を行なっている。

眺めの良い銭湯に行きたい

極楽湯柏店、湯けむり横丁みさとなど、スーパー銭湯の多くはお風呂は二階にある。おそらく2Fの方がワンフロアーを広く取れるという理由だと思うのだが、思えばすごい構造だ。ほとんどのスーパー銭湯は外湯を持っており、その外湯は自然の中にある庭を模したものだ。それを二階に作ってしまおうと言うのだから大変だ。 二階に庭を作ってしまう発想 お湯はもちろんのこと、多くの岩・タイルなど、諸々の重量物を二階に設置しなければならない。おそらく、さらに重いボイラーなどの装置を1階におくため、浴室が2階なのだろう。いずれにせよ、躯体自体が相当頑丈に作っておかなければできることではない。もしかするとチェーン展開をしているようなスーパー銭湯は、規模は違えどマンションのユニットの様になっているのかもしれない。 しかし、外湯に使っている間はそれが二階であることを全く意識しない。そもそもお風呂であるという構造上、必ず塀に取り囲まれているので周りから見えることがない、つまり中からも空しか見えないので、地上にいるのと同じ様な気分になるのだ。 眺めの良い銭湯を教えて欲しい! それはそれで良いのだが、眺めの良いスーパー銭湯というのにも行ってみたいものだ。もしシンガポールのマリーナベイサンズ屋上のプールが銭湯であったなら、まず見られることはないのでとても眺めの良い銭湯になるだろう。そういえばホーチミンに住んでいた頃、東屋というホテルの屋上に露天風呂があった。数回入ったのだが、それほど高くはないが8Fぐらいか?の屋上が露天風呂になっていて、囲いの隙間から外が少しだけ見える様な構造だった。少しだけだがなかなかの気持ち良さ。 と言うわけで、日本の都会にも眺めの良いスーパー銭湯を希望いたします。

釜風呂初体験 | また極楽湯柏店

極楽湯柏店は数え切れないほど入浴している。しかし利用していないサービスがいくつかある。マッサージ、あかすり、岩盤浴、白髪染め、館内着など様々なサービスがあるが、いずれも有料だ。そのうち使いたいと思いつつも、そこまでの価値を今の所見出していないので利用していない。 未体験エリア釜風呂 ところが、釜風呂だけは入浴料金のみで利用できるにも関わらず、しっかりと利用したことがなかった。しかしこのたび、サウナへの助走として釜風呂に入ってみることにした。 寒い時期に、いきなり入浴をすることで心臓に負担をかけてまい、体調を崩す、最悪の場合には命に関わる事故に発展してしまう可能性があるらしい。そろそろ私も歳なので、少しずつ体温を上げていかなくてはいけないのでは?ということを感じ始めていた。 そこで釜風呂を試してみることに。以前に少しだけ入ったことがあったが、その魅力が理解できないうちに上がってきた。サウナと比べて低温であり、テレビもないので退屈なことこの上ない。自らの中にしっかりとしたものを持っている人間でなければ釜風呂を楽しむことができないのではないか?ということを感じていた。 外湯に佇む孤高の建物 極楽湯柏店の釜風呂は、外湯の隅の方にある。少し屈まなくてはいけない扉を二枚開け、入場すると10人分の石を綺麗に削った椅子が電車のように向かい合っておいてある。他にあるものは手桶と洗い用のお湯、また桶いっぱいの塩だ。 室内は飽和したかのような湯気で満たされており、気温はおおよそ50度程度だろうか。温度計もないのでそのあたりはわからない。どこまでも自らと向かい合う空間なのだ。入ったらまず、手桶を使ってお湯で椅子を洗う。直でお尻が接触する場所なのでなるだけ丁寧に洗っておきたいところだがあまり細かい事が気になる人は、銭湯自体があまり向いていないので私もあまり気にしない。 座る。以上終わり。なんだが、本当にやることがない。話す相手もいないしいたところで話をしていたらうるさくて迷惑だろう。瞑想でもするしかない。呼吸を一つずつ数え、丹田に気を集中する。丹田に気が集まってきたことを感じられたらその気を自らの体の弱っている場所へ少しずつ移動させてゆく・・・。などと怪しいことを考えるぐらい暇だ。 退屈さが敵か 時計もないので、時間の経過もわからない。しかし、しばらく(時間がわから...

カーシェアと銭湯 | 冬の銭湯への移動手段

数年前に自家用車を売却して以来、タイムズカーシェアを契約している。家の近所にたくさんすぐに使える駐車場があるのでとても便利だ。欲を言えば予約用のウェブサイトが今一つで面倒なぐらいだろうか。 銭湯までが寒い、そして帰りも寒い さて。我が家から愛する極楽湯柏店までは約2km、自転車で10分、私の足で徒歩20分、娘と歩くと30分の距離である。家族で行くときには歩いて行くこともあるが、寒いのでついタクシーを呼びがちだ。片道おおよそ1100円、往復で2200円程度になる。極めて快適ではあるが娘がタクシーで非常に酔いやすい。私が運転していると大丈夫だがバス・タクシーはもとより、新幹線も常磐線もすぐに酔ってしまうほど乗り物に弱い。 また、自家用車であればパジャマで極楽湯から帰ってきて自宅の布団に直行!という羨ましいテクが利用できるがタクシーだとなかなかそうもいかない。 なんとタイムズには割引プランが! というわけで家族で極楽湯へ出かける場合にタイムズのカーシェアを検討する。カーシェアは15分206円から利用できる。1時間使うと、824円。家族で極楽湯へ行くと、おおよその場合午後2時ぐらいから7時ぐらいまで5時間程度(長!)過ごしていることが多いので、4120円の出費となる。また、パック料金があり、それだと6時間で4020円。滞在時間を全てカバーできることになる。ただ、タクシーと比べて少し高いので、極楽湯のためだけに利用するのは割高だと言わざるを得ない。 さらに12時間パックの場合、6690円なので前半の7時間をどこかへ遊びに行き、後半を極楽湯で過ごす様な場合はこれでも良いだろう。いつの間にか我が家の休日の中心は極楽湯が居座っている様だが、毎週のように行っていると似た様な家族をたくさん見るので良しとしよう。 ところで。タイムズカーシェアの会員だと、極楽湯の会員価格よりもさらに安く極楽湯を利用することができるのだ!カーシェアを使わない場合でも極楽湯へ行く場合には会員カードを持って行くことを忘れないように気をつけたい。

金曜の終電の裏技 | 神田江戸遊

画像は神田江戸遊公式サイトより引用 金曜日の終電は高確率で遅れる。以前、千駄ヶ谷の事務所で働いていたころ、ほぼ毎週金曜日は飲みに出かけていた。仕事が終わること自体が遅かったので当然飲み始めるのもおそい。そこで邪魔になるのが終電というものの存在である。ひたすら飲み続けたいのだが終電があるので帰らなくてはいけない。 終電を逃した?江戸遊があるじゃないか。 柏まで帰るには、上野発00時30分の快速に乗らなくてはいけない。そこから逆算すると、千駄ヶ谷駅は深夜の0時ちょうどごろ出発、さらに逆算すれば飲み屋を出発するのは23時45分頃、ということは会計は23時30分には終了していなくてはいけない。 シケている。実にシケた話だ。つまらん。 ところが、ですよ。金曜日の終電は高確率で遅れる、おおよそ15分は遅れる。この法則に従うと、あと15分程度は飲む時間を延長することができるのだ。深夜の飲みにおいて15分の差は大きく、生ビール2つ分は行ける時間だ。ここでこの15分が効いてくる。だいたい飲み屋を出発するのが0時というキリの良さ。 千駄ヶ谷駅から御茶ノ水・秋葉原・上野と乗り継いで柏まで帰ってくるわけだが、途中JRアプリで常磐線の遅れ具合をチェックする。そこで、絶望的なことに御茶ノ水通過時にすでに終電の定刻出発が確定しているような場合・・・、帰れないので外泊することになる。あと飲みが盛り上がってどう考えても帰れないこともあるので、その場合は迷うことなく「神田アクアハウス江戸遊」へ直行する。 神田アクアハウス江戸遊の魅力は大きく2つだ。一つは御茶ノ水駅徒歩すぐというアクセスの良さ。ここへくるときはほとんどデロンデロンに酔っ払っているので長距離の歩行はヤバい。もう一つは畳座敷で堂々と朝まで寝られるということだ。その上常識的な銭湯プライス。東東京エリアで終電を逃した場合にはここ(と、おもてなしのお宿上野) さて、 肝心の風呂であるが、実は度々行ったことがあるのだが、いずれもあまり印象に残ってはいない。理由は簡単、 終電を逃すような状態で入った風呂などまともに覚えてはいないからだ。確かここもオーセンティックタイプ銭湯なのでサウナが別料金だったと思う。そんな状態でサウナに入るのは自殺行為であるので、もちろん入らない。 畳の座敷に枕がいくつか置いてあり、そこで轟々といびきをたてて寝...

個人的にさぼり殿堂入り | おもてなしのお宿(現・グランカスタマ上野)

画像はグランカスタマ上野公式サイトより引用 営業のみなさん、今日も元気にサボってますか?私は外回り営業には向いていない。なぜならサボるから。どうしても真面目に働くということができないので、お店の勤務か事務所の勤務じゃないとダメ。 上司でも部下でもどっちかに見張られていないとダメ、マジですぐサボる。 勤務中にサウナに入ってしまえる 以前に上野近辺へ外回りへ行っていた頃、朝からサウナに入っていたのが、ここ「おもてなしのお宿」。上野駅から徒歩5分という好立地、それなりにキレイで新しい建物とお風呂など、かなりの好条件を揃えている上に魅力的なのがその営業時間と料金だ。 メインはカプセルホテル、の、はずだが、ここにはお風呂とサウナに入れるショートコース(ラウンジコース)というのがある。なんと90分で500円。サボり、いやサウナにはぴったりじゃないか。かくして私は取引先に行く前にサウナに入ってから行くことが習慣になってしまい、その会社に行く時にだけ少し遅くなるという、なんとも自由なお仕事ライフを満喫していたことがある。 大きくは無いが、幸福度は高い風呂 さて、お風呂だが、ここのお風呂は地下にあり、残念ながら外湯はない。しかし、狭いながらもサウナと十分な深さを備える水風呂がある。サウナ・水風呂の後はぜひ 外気に当たりたいところではあるがそこはないものをねだっても仕方がないので、湯船に 浸かりその代わりとする。サウナは10人も入れば一杯になりそうな大きさで、今まで見た最大人数は5人。あ、それでも結構きつかったね。 水風呂は少し狭く、3人いるだけでちょっと遠慮したくなるだろう。基本入れるのはひとりと考えた方が良い。深さは十分なので大きさの割にぬるくなるということは少ない。以前にサウナと水風呂を1分間隔ぐらいで往復する人がいた時には流石にぬるくなったが、何か大幅なマナー違反というわけでもないので黙っていた。500円返せこの野郎とは思った。 2Fにはラウンジとたくさんの漫画が置いてあり、長時間の滞在も可能だ。 私はここで「ジパング」を読破した。 ちなみに、カプセルホテルにも一度泊まったことがあるが、印象に残っていないのはカプセルホテルを使う時というのは当然泥酔して柏まで帰れない時であるので、そりゃもう 覚えてないですすみません。