周りに極楽湯柏店の良さをずっと啓蒙して回っているが、近くでありながらなぜか手応えを感じていない。そのかわり、同じ柏市内にある満天の湯なら行ったことがある、という人が多いのでそちらにも行ってみた。かくいう私も極楽湯よりも満天の湯の方を先に認知していた。まず手賀沼の湖畔にあるというロケーション。自動車で走っていても自転車で走っていても目立つ。足湯は無料というサービスの良さ。サイクリストの多さもすごいね。柏のスーパー銭湯といえば満天の湯、と言ってもいいほどの人気の高さだ。 さて、いつものようにシェファード号にのって行って見たもののの、入ろうかどうか、少し悩んでしまった。なんと外装が工事中だったのだ。ロケーションは手賀沼の湖畔であり、その眺望が最も魅力であるはずだ。このような外装が工事中とあってはその魅力の半分も堪能できないのではないかと考えた。しかしながら1分ほど悩んで入ることにした。おそらくお風呂からは手賀沼は見えないであろうという判断だ。ウェブサイトを見てもお風呂から手賀沼が望めるような解説はない。残念ながら手賀沼が望めるようにした場合には外から丸見えになってしまうからだろう。 受付にゆく。料金は飲食代を含めて全て後払い、現金のみとなっているようだ。鍵を受け取り先ずは施設を見て回る。満天の湯の作りは1階に浴室があるタイプだ。また1階には食堂もあり、2階には、ビニール畳の休憩室があった。ここのビニール畳の休憩室と、隣り合っている座敷の食堂から手賀沼が眺められるようになっているようだが、残念ながら全く見えなかった。まぁ仕方ない。 さて、風呂。かなり充実している。内風呂は炭酸湯、寝湯、温泉の3種類、いずれも温度はぬるめの私好みだ。熱湯好きには物足りないかもしれない。サウナがなんと2箇所。よもぎサウナというところと、標準的な高温サウナ。よもぎサウナはいわゆる蒸し風呂だ。気分が高温サウナの方なのでそちらを利用する。外湯は、メインの温泉、ビーナスの湯というぬるめの湯、寝湯、小さめの熱湯、壺湯となんと5種類もある。ゴージャス! 洗い場で髪と体を洗いながら、早速悩む。内湯の炭酸湯はそれほど面白くなさそうだが、それ以外はたいそう魅力的だ。 まずは壺湯へ行こう。どこの銭湯でも壺湯がハズレだった記憶がない。そしてここの満天の湯も例外ではない。少し...